
この前、カナダに書留付きで商品を発送したのですが追跡番号が更新されません。理由と対処方法について教えて頂ければと思います。

分かりました。詳しいところまでお話しできればと思います!
eBayで商品が売れた際に、国際郵便で商品を発送すると、書留を付けたのにも関わらず、追跡番号が動かないというケースがございます。
こちらの記事では、なぜそのような事態が起こってしまうのかと原因と対処方法について解説していきます。
【この記事をオススメしたい人】
・書留を付けたのに追跡してくれない原因を知りたい人
・書留を付けたのに追跡してくれない国を知りたい人
・書留を付けて追跡してくれない国に対してどのように対応するのか知りたい人
国際郵便で書留を付けたのに追跡番号が動かない原因とは?
まず国際郵便で書留を付けたのに追跡番号が動かない原因は、追跡番号のコードをスキャンしてくれる国とスキャンしてくれない国、またスキャンしてくれる国でも地域によってはスキャンしてくれなかったりすることがあるからです。

ちょっと文字だと分かりづらいので具体的に教えて下さい。

分かりました。郵便局のサイトの画像を見ながら説明します!
まずは下のURLから郵便局のサイトにアクセスしてください。
https://www.post.japanpost.jp/int/information/overview.html
eBayで1番よく売れるアメリカを見ていければと思います。ページにアクセスしたら「アメリカ合衆国」をクリックしてください。

下のようなページに遷移したら、「8 追跡の有無(書留とする郵便物又は保険付とする書状に限る。)」を確認してください。こちらの「航空便」の部分が「試験通信」となっていることが分かります。


試験通信ってなんなのでしょうか?

ざっくり言うと地域によっては追跡してくれることもあるし、追跡してくれないこともあるよということです。
アメリカの国際郵便の航空便は試験通信になっているので、地域によって追跡してくれることもあるし、追跡しないこともあるよということが分かりました。

なんで地域で異なってくるのでしょうか?

僕が郵便局で確認した時に言われたのが、「田舎の地域だったりすると追跡をスキャンする技術がないのではないか?」と言われました。一理ありますが、真偽は不明です。
ちなみにですが、「8 追跡の有無」が試験通信ではなく、追跡をしてくれる国は「◯」となっており、追跡してくれない国は「✕」となっています。

追跡してくれる国かどうかは、郵便局のサイトの「8 追跡の有無」を確認すればよいのですね!

おっしゃる通りです!
こちらの記事は小型包装物や書状、印刷物といった通常郵便物の航空便を利用している方に向けての内容になります。小包郵便物やEMS郵便物を利用している方に向けた記事ではないのでご了承ください。
国際郵便で書留を付けたのに追跡番号が動かない国を紹介

追跡してくれる国とくれない国があるのは分かったのですが、わざわざサイトで1つ1つ確認するのが面倒です。一覧表などがあると助かります。

分かりました!eBayでよく売れる主要国に絞って表を作りましたので確認してみてください。
追跡の有無が「試験通信」になっている国一覧
・アメリカ合衆国
・ドイツ
・トルコ
追跡の有無が「✕」になっている国一覧
・オーストラリア
・タイ
・英国
・アラブ首長国連邦
・アルゼンチン
・イスラエル
・イタリア
・オーストリア
・カナダ
・ギリシャ
・クウェート
・サウジアラビア
・ジョージア
・スロバキア
・スロベニア
・チェコ
・ネパール
・ノルウェー
・バチカン
・フィンランド
・ブラジル
・ベトナム
・ペルー
・ポーランド
・ポルトガル
・マレーシア
・メキシコ

オーストラリアとカナダはよく売れる国なので、追跡番号が動かないのは痛いですね…
追跡番号が動かない国にどのように対処するのか?
書留を付けたのに追跡番号が動かない場合があることは理解できたと思うのですが、そのような国に対してどのように対処するのかが大事ですので、解説できればと思います。
結論、「追跡してくれなくても書留を付けて発送してしまう」かもしくは「追跡してくれない国だけ追加で送料をいただきクーリエやCPaSSなんかで送る」になります。
とはいえ、前者の手段ですとINR(商品未着のケースオープン)の際に、追跡が動かないのでこちらが圧倒的に不利でお金も商品も失ってしまうリスクがございます。
詳しくは下の記事を参考にしていただければと思います。
※現在執筆中

僕も商品によってはカナダやオーストラリアに国際郵便で発送することはございますが、300ドル以上の中・高単価品は絶対にクーリエを利用したほうがいいと思います。トラブルがあった時の損失が大きすぎます…
最後に
いかがだったでしょうか?こちらの記事では国際郵便の書留、追跡について解説させていただきました。
ここまで読んでいただいた方は、国際郵便を利用するのが少し不安になるかもしれませんが、価格で言うとFedExやDHL、UPSといったクーリエよりも圧倒的に安いので、「低単価商材だけは国際郵便を利用する」などルールを決めてうまく利用していきましょう。