eBay初心者
シュンリターンポリシーは、出品時に購入者へ示す返品条件です。この記事では、シュンが推奨する「30〜60日・出品者負担」を、実際の設定画面で紹介します。迷った方は30日・無料返品から設定し、保存後に出品へ適用するところまで進めましょう。
最終確認:2026年9月20日。日本からeBay.comで一般商品を販売する初心者向けの解説です。車両・eBay Liveなどの特別な取引は対象外です。操作画像は既存の画面を活用し、9月20日に無料返品のポリシー名・国内・海外の設定画面を撮影し直しました。画像は入力例です。表示や選択肢はアカウント・カテゴリーによって異なります。
リターンポリシーで決める3つのこと
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| Accept returns | 購入者都合の返品を受け付けるか |
| Allowed within | 到着後、返品を申し出られる期間 |
| Return shipping paid by | 購入者都合の返品で、返送料を誰が負担するか |
返金方法の欄がある場合はRefund methodで確認します。通常の返金例はMoney backです。返品条件は購入時の約束になるため、購入された後にその注文だけ条件を厳しくすることはできません。
出典:eBay公式:Selling practices policy
おすすめは30〜60日・出品者負担のフリーリターン
私は、返品期間を30日または60日、返送料をSeller(出品者負担)にする設定をおすすめします。まずは30日で始め、長い受付期間にも対応できるなら60日を選びましょう。Free returnsは「購入者の返送料が無料」という意味です。
Return shipping paid by:Free for buyer, you pay
返送料は同じく出品者負担。保管・検品・返金対応まで続けられる運用にします。
私がフリーリターンをすすめる3つの理由
- 購入前の不安を減らせる。海外から買う相手に、返品条件を分かりやすく示せます。
- No returnsでも防げない返品がある。説明相違や破損など、eBayの保証対象となる返品は、返品不可にしても対応が必要です。
- セラー保護の対象になり得る。無料返品の出品では、Below Standardでないセラーなどの条件を満たすと、使用・破損・欠品で価値が下がって戻った商品の返金控除が使える場合があります。
ただし、購入者都合の返品でも返送料を負担します。販売前に、主な販売国から戻す送料を確認し、その費用を吸収できる価格・利益を確保して始めます。返金控除は、通常の返送料を取り戻すために使う制度ではありません。
30〜60日・出品者負担はシュンの推奨です。選択肢と保護条件:eBay:返品ポリシー/eBay:セラー保護。
国内・海外の返品設定を混同しない
日本にある商品を発送する場合、eBay Japanの日本セラー向けマニュアルでは、Domesticは日本から、Internationalは米国を含む海外からの返品と案内されています。配送ポリシーのDomesticという言葉だけから、返品設定も米国向けだと決めつけないようにしましょう。
海外倉庫の商品や別の国のeBayサイトでの販売では、商品所在地・取引条件に合う設定を確認します。国内と海外を同じ返品条件にする場合も、両方の欄を個別に確認することが大切です。
出典:eBay Japan:Return Policy(返品設定)
リターンポリシーの設定手順|保存だけで終わらせない
Returnを選ぶ → 名前 → 国内・海外の条件 → 保存 → 出品に適用 → 表示確認
STEP1:Business PoliciesでReturnを選ぶ
Business Policiesを開き、Create policy → Returnへ進みます。初回は利用開始の案内に従います。

STEP2:設定内容が分かる名前を付ける
Policy nameには、たとえばReturns – 30 days – Free returnsと入力します。Descriptionは任意の管理用メモです。名前に日数と返送料負担を入れると、出品で選ぶ際に間違いにくくなります。

名前は管理用です。名前に30 daysと書くだけでは、返品期間は設定されません。下の入力欄も同じ条件にそろえます。
STEP3:国内返品の受付・期間・返送料を選ぶ

Accept returnsをオン → Allowed withinは30 Days → Return shipping paid byはFree for buyer, you payの順に選びます。これが出品者負担の無料返品です。60日で運用する方は、期間だけ60 Daysに変更。Refund method欄があればMoney backを確認します。
STEP4:International returnsも設定し、保存する

日本から海外へ販売する出品では、International returnsもオンにします。30 Days(または60 Days)/Free for buyer, you pay/Money backを選び、国内・海外の条件を見直してSaveで保存。下の画像は30日・出品者負担の例です。一覧に作成した名前が表示されることを確認します。
STEP5:出品に選択し、購入者に表示される条件を確認
ポリシーを作成しただけでは、使いたい出品に適用されたとは限りません。出品画面の返品ポリシー欄で、今回の名前を選びます。

- 新規出品または対象商品の編集画面で、Return policyの欄を開く。
- 作成したポリシー名を選択し、出品・変更を保存する。
- 商品ページの返品条件を確認する。商品説明に以前の返品条件が残っていないかも見る。
- 受け取り可能な返品先住所が登録されているか確認する。
ここで「完了」を押しただけでなく、出品側の変更保存まで確認します。既存ポリシーを編集すると、それを使う変更可能な出品も更新されます。試験的に一部商品だけ変えたい場合は、別ポリシーを作って対象商品へ適用しましょう。返品先住所は公開画像に載せず、ご自身の設定画面で確認してください。
⑥ 購入者側の表示を3点確認する
まず1商品で確認してから対象を広げると、誤設定に気づきやすくなります。未適用なら別のポリシーを選んでいないか、変更が保存されたかを見直します。
No returnsでも、説明相違などの返品は受け付ける必要がある

No returnsは「どんな理由でも返品できない」という設定ではありません。購入者が「説明と違う」「破損している」などを理由に返品を申請し、eBay Money Back Guaranteeの対象になる場合は、No returnsでも対応が必要です。いわゆる出品者側の問題を理由とした返品では、返送料も出品者負担になるのが基本です。
そのため私は、返品不可で防ごうとするより、30〜60日・出品者負担を提示してフリーリターンを活用する方針をおすすめしています。一方、単に気が変わった返品の扱いは購入時の条件次第です。虚偽の説明相違だと思われる場合は、記録を残してeBayへ報告し、理由だけで自動的に出品者の落ち度が確定するとは考えないでください。
eBay初心者
シュン返品リクエストへの初動は通常3営業日以内、返送品を受け取った後の確認・返金等は通常2営業日以内が目安です。実際の対応期限は、そのリクエスト画面を確認してください。対応方法は返品リクエストの操作手順へ。返品後の処理は返金の入口と確認方法で説明しています。
出典:eBay公式:How to handle a return request as a seller
返品の連絡が来たとき、英語でどう返す?
公式LINEの26特典には「eBayバイヤーメッセージ対応テンプレート集」があります。返品理由と次の手順を確認し、取引に合った英文へ直して活用してください。
返品対応にも使える英文特典を見るフリーリターンのメリットと、返金控除が使える条件
Free returnsとは、返品受付条件内の返送料をセラーが負担する設定です。無料返品を選べば、いつでも返金を半額にできるわけではありません。
eBay公式では、Below Standardでないセラーが無料返品を提供する出品について、販売時より使用・破損・欠品などで価値が下がって戻った場合に、所定の条件で価値低下に応じた返金控除を認めています。これも私がフリーリターンをすすめる理由のひとつです。上限だけを見て一律50%を引くことや、通常の返送料・再入庫費を回収する目的で使うことはできません。対象資格と返金画面の選択肢を確認します。
eBayが介入すると、この控除の選択肢が使えなくなる場合があります。「残額は必ずeBayが払うので安心」とも断定できません。詳しい条件は無料返品・返金控除の解説を確認してください。
無料返品で成約率が上がる可能性はありますが、旧記事の「最大25%」はeBay Japanが紹介する2017年第3四半期のデータです。現在の自分の商品で同じ結果になるという意味ではありません。変更するなら、返品費用を含めた利益が残るかも見て判断しましょう。
出典:eBay Japan:無料返品のメリット(調査時期・注意書きを含む)
よくある質問
30日返品と、到着後30日以内の返金は同じですか?
返品を申し出られる期間と、返送品を受け取った後の返金期限は別です。30日設定だから返金まで30日待ってよい、ということにはなりません。
返品ポリシーを設定すると自動で全額返金されますか?
返品条件と、Return preferencesの自動承認・自動返金ルールは別です。「商品を返送せず購入者が保持したまま返金する」ルールは資金に影響するので、意図した条件か確認してから設定します。
支払い条件はどこで設定しますか?
ペイメントポリシーの設定方法をご覧ください。支払いがない注文への対応は未払いキャンセルの手順にまとめています。
設定後は、最初の1商品の表示まで確認しよう
迷ったら、Accept returnsをオン、30 Days、Free for buyer, you payで作成しましょう。60日にも対応できるなら60 Daysへ。保存した後は、対象の出品でそのポリシーを選び、商品ページに無料返品の条件が表示されるところまで確認します。返品の連絡が来た後は、ポリシーだけで判断せず、理由とケースの期限を確認してください。


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