
eBayで700ドルの商品が売れました。750ドル未満だから、署名オプションは付けなくて大丈夫ですよね?

商品代だけで判断するのは早いです!eBay.comでは、送料と税金を含む注文総額が750米ドル以上かを確認します。高額品を発送する前に、必要な署名と証拠の残し方を押さえましょう。
この記事では、eBay輸出の署名オプション(Signature Confirmation)について、750ドルの計算方法、FedExの署名の種類、Ship&coでの設定確認、発送後に保存する書類を解説します。日本から購入者へ直接発送する通常の国際配送を中心に説明します。
情報確認日:2026年9月11日。eBay・FedEx・Ship&coの公式案内に基づいて更新しました。利用できる署名サービスや料金は、宛先・配送サービス・契約によって確認してください。
eBayの署名オプションとは?追跡・補償との違い
署名オプションは、配達時に受け取りの署名を求める配送サービスです。追跡の「配達完了」表示だけでなく、受取署名の確認が必要な取引で使います。追加料金がかかる場合がありますが、標準サービスや契約に含まれる場合もあるため、一律に有料とは限りません。
| 項目 | 役割 |
|---|---|
| 追跡 | 発送・配達の状況を確認する |
| 受取署名 | 配達時の受け取りの署名を確認する |
| 運送会社の補償・保険 | 紛失や破損について、契約や上限額などの条件に従って損害を補う |
| eBayのセラー保護 | 取引・証拠・対応期限などの条件を満たす場合に適用される保護 |
署名を付けることは、商品代金の全額補償を買うことではありません。高額品では補償額も別に確認します。配送方法全体の選び方はeBayの追跡・補償・署名の違いをご覧ください。
750ドルの基準は商品代+送料+税金|計算例
eBay.comでは、未着申告や支払い異議申立てに関する保護のため、送料・税金込みの注文総額が750米ドル以上の場合に署名確認が必要です。ちょうど750ドルも対象です。売上から手数料を引いた受取額や、日本円での入金額では判断しません。
| 商品代 | 送料 | 税金 | 注文総額 | eBay.comの金額基準 |
|---|---|---|---|---|
| 700ドル | 30ドル | 25ドル | 755ドル | 対象 |
| 720ドル | 30ドル | 0ドル | 750ドル | 対象 |
| 700ドル | 20ドル | 20ドル | 740ドル | この金額基準には達しない |
上表は計算用の例です。実際の税額は注文ごとに異なります。Seller HubのOrdersから注文番号を選び、Order details(注文詳細)で購入者の支払総額を確認してください。同じ注文に複数の商品がある場合は、その注文全体で確認します。

手数料を引いたら750ドル未満になっていても、注文総額が750ドル以上なら対象なんですね。

そうです。発送前に見るのは購入者が支払った合計です。仕入れ原価や利益額ではありません。
米国以外への発送は?販売サイトと取引通貨も確認
国際取引では、配送先の国だけで署名の要否を決めず、購入が完了したサイト・通貨の基準を確認します。例えば、カナダへ送るという理由だけで、eBay.comの取引をカナダドルの基準に置き換えないようにしてください。
| サイトの例 | 公式表の基準額 |
|---|---|
| eBay.com | 750米ドル |
| eBay.ca | 750カナダドル |
| eBay.com.au | 750豪ドル |
| eBay.co.uk | 450ポンド |
| eBay.fr・eBay.it・eBay.esなど公式表の対象サイト | 550ユーロ |
| eBay.ch | 700スイスフラン |
取引通貨が通常と異なる場合や判断しにくい国際取引は、公式の基準額表と注文詳細を確認し、発送前にeBayへ問い合わせましょう。日本円に自分で換算した金額だけで決めないことが大切です。
なお、公式ポリシーにはeBay International Shippingを利用する注文の例外があります。これは固有の配送プログラム名です。日本からの国際発送全般や、SpeedPAK・CPaSSでの発送が同じ例外になると解釈しないでください。
FedExの署名オプションはどれを選ぶ?
FedExには署名の種類があります。以前の「成人による署名にチェックすればOK」という案内だけでは、違いが分かりません。まず、誰の署名を求めるサービスなのかを確認しましょう。
| 種類 | FedExの案内に基づく違い |
|---|---|
| 署名不要 | 署名が得られなくても、安全な場所へ配達される場合がある |
| 間接署名(荷受人その他住所の受取人による署名) | 配送先の住人に加え、隣人や建物の管理人などから署名を得る場合がある |
| 直接署名(荷受人住所の受取人による署名) | 配送先住所にいる人に署名を求める |
| 成人による署名 | 配送先の成人年齢に達した人に、有効な身分証明書の提示と署名を求める |
eBayの750ドル基準が、一律に「成人による署名」を指定しているわけではありません。FedExのオプションの違いとeBayが必要とする証拠を照合し、利用するサービスで署名確認が残るか確かめてください。
私なら高額品では、配送先住所で署名を求める直接署名や成人署名を候補に、利用条件を確認します。ただし、特定のオプションを選ぶだけでセラー保護が保証されるわけではありません。購入者本人だけが署名できるサービスとも限らないため、その点も理解しておきましょう。
出典:FedEx日本「配達署名オプション」。提供条件や追加料金は、見積もり・出荷予約時に確認します。
署名オプションの付け方|発送前の確認手順
STEP1:注文総額と配送先を確認する
注文詳細で総額・通貨・配送先を照合します。購入者からメッセージで別住所への発送を頼まれた場合も、そのままラベルを書き換えず、注文情報とeBayの手続きを確認してください。
STEP2:配送サービスと署名の種類を選ぶ
FedExなどの送り状作成画面で、署名に関するサービスオプションを確認します。表示は利用ツールによって異なるため、名称だけでなく選択内容・追加料金・宛先での適用可否を見ます。受取署名が必要な取引に、郵便受箱配達の国際エアパケットを選ばないようにしましょう。
STEP3:Ship&coでは運送会社設定も確認する
Ship&coの公式案内では、注文画面の「オプション」→「配達署名」から追加します。FedEx・DHL・UPSは、「運送会社」ページの各アカウントに設定された署名の種類が使われるため、チェックを入れる前に設定内容を確認してください。
| 確認する場所 | 確認する内容 |
|---|---|
| 運送会社のアカウント設定 | 適用する署名の種類 |
| 注文画面のオプション | 配達署名の選択状態 |
| 発行前の内容・見積もり | 対象配送サービス、料金、宛先条件 |
| 発行後の控え | 追跡番号と署名オプションの記録 |
標準で署名が含まれる場合と、有料オプションを購入する場合は扱いが異なります。また、チェックしても宛先・貨物によって適用されないことがあります。「チェック済みだから大丈夫」で終わらせず、必要な署名と購入・設定の証拠を残せるかを運送会社に確認しましょう。
出典:Ship&co公式「配達署名オプションについて」。ツール全体の使い方はShip&coの登録・使い方で解説しています。
STEP4:ラベル発行後に記録を保存する
送り状・追跡番号と一緒に、署名オプションを購入・指定したことが分かる控えを保存します。配達後は、運送会社から取得できる配達証明や署名確認も保管しましょう。取得方法が不明な場合は、発送前にサポートへ確認しておくと安心です。
未着・Payment Disputeに備えて保存する証拠
署名の設定と、トラブル時の証拠提出は別の作業です。注文番号ごとに必要な記録をまとめ、eBayの画面で求められたものを期限内に提出できるようにします。
| 場面 | 残しておく記録 |
|---|---|
| 発送前・発送時 | 注文総額、注文先住所、送り状、追跡番号、署名オプションを購入したことが分かる控え |
| 配達後 | 配達日、配達先が注文と一致することを示す追跡記録、受取署名の確認・配達証明 |
| 未着や支払い異議申立てが発生 | 通知内容、回答期限、提出した証拠の控え |
未着(INR)では、eBayが対応する配送業者の追跡記録と、必要な金額の場合の受取署名の確認が重要です。リクエストが開かれたら、3営業日以内に対応します。具体的な手順は商品未着への対応方法、公式条件はeBayの未着対応ガイドをご覧ください。
Payment Dispute(支払い異議申立て)の公式案内では、未着・身に覚えのない取引に反論する際、配達記録に加え、750ドル以上の注文は署名確認を購入した証拠を画像で提出するよう記載されています。一般的な回答期限は通知から5暦日です。未着リクエストと同じ期限だと思わず、通知の期限と要求資料を確認してください。
出典:eBay公式「Payment dispute seller protections」。署名だけで、商品説明との相違や破損など、あらゆるトラブルの保護条件を満たせるわけではありません。
よくある質問
750ドル未満なら署名は不要ですか?
eBay.comのこの金額基準には達しませんが、商品の価値や配送サービスの条件に応じて署名を付ける判断はできます。送料を含めた利益と、事故時に自分が負担できる金額を比較しましょう。ほかのサイトの基準も確認してください。
購入者が「署名なしでよい」と言えば外してよいですか?
購入者の希望だけでeBayの保護条件が免除されるとは考えないでください。対象の取引では、署名が必要であることを発送前に説明し、受け取れる日程や配送方法を相談するのがよいでしょう。
署名を付け忘れて発送した場合はどうすればよいですか?
まず運送会社へ、発送後に署名条件を変更できるか確認します。変更可能とは限らず、後から申請しただけでeBayの条件を満たすとも限りません。変更できた場合は記録を残し、必要に応じてeBayにも状況を確認してください。
EMSなら自動的に条件を満たしますか?
サービス名だけでは判断しないでください。宛先でどのように配達され、受取署名を示す証拠を取得できるかを確認します。追跡・補償があることと、eBayに提出できる署名確認があることは別です。
返品の署名も同じ750ドルの計算ですか?
返品については公式ポリシーに別の説明があります。元の購入サイトの基準と、税金を含む商品の販売価格など、返品に適用される条件を確認してください。発送時の「商品代+送料+税金」を、そのまま返品の説明に当てはめないようにします。詳しくはeBay公式の返品に必要な条件をご覧ください。
まとめ|注文総額・署名の種類・証拠を確認して発送

高額商品が売れたら、①注文総額、②必要な署名、③証拠の保存の順に確認しましょう。送料だけで配送を決めず、出品前から署名や補償の費用を見込んでおくと、発送するときに慌てずに済みます!
次に読む:追跡・補償・署名の違い/Ship&coの使い方/商品未着の対応方法。
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