
商品の追跡が途中で止まってしまっているので調査請求をしたいです。やり方を教えて下さい。

分かりました。こちらの記事で調査請求についてお話しできればと思います。
こちらの記事では国際郵便の調査請求について解説します。調査請求をすることでセラーは補償を受けられたり損失を少なくすることが可能です。eBayセラーで国際郵便を使っている方は、ほぼ使用がマストだと思いますので、こちらの記事で確認していただければと思います。
【この記事をオススメしたい人】
・調査請求について知らない方
・調査請求の方法が分からない方
・商品未着で困っている方
国際郵便の調査請求とは?
国際郵便の調査請求とは、海外に送った荷物が遅延・紛失・破損した際に、郵便局や配送業者に対して調査を依頼する手続きです。

調査請求を行うと、荷物がどこにあるのか、または紛失・破損した可能性があるのかを調べてもらえます。
調査請求の対象となる国際郵便の種類
実際に調査請求を行うことができる国際郵便の種類を表でまとめましたので確認していただければと思います。
郵便種別 | 調査請求の可否 |
EMS(国際スピード郵便) | 〇(調査可能) |
国際eパケット | 〇(調査可能) |
航空便(小包) | 〇(調査可能) |
SAL便(小包) | 〇(調査可能) |
船便(小包) | 〇(調査可能) |
国際書留付き郵便物(手紙・小形包装物) | 〇(調査可能) |
通常の航空便・SAL便・船便(書留なし) | ✕(調査不可) |
※ 書留なしの普通郵便は調査請求できません。
調査請求後で過失が見つかった場合の補償額
こちらは発送方法によって異なります。


最近復活したeパケットライトは補償が受けられませんので注意してください。
国際郵便の調査請求の方法
調査請求を行う方法について解説させていただきます。
STEP1:国際郵便の送付時の「控え(受領書)」を用意
調査請求したい商品の発送した際の控え(受領書)を用意します。


こちらの控えはしっかりと月毎に保管しておきましょう。
STEP2:郵便局へ行き調査依頼書を記入し提出
発送した際の控え(受領書)を持って郵便局に行きましょう。その際に調査請求の用紙に必要事項を記入していきます。


調査請求書は郵便局でもらうこともできますし、ネットでダウンロードすることも可能です。下のリンクからダウンロードしてください。
【調査請求書のダウンロード】
https://www.post.japanpost.jp/int/download/chousa.html
「商品が見つかった時に、どちらに配送するか?」をチェックする項目があるのですが、こちらは自分の状況に応じて判断してチェックを入れてください。
STEP3:郵便局からの連絡を待つ
電話もしくは郵便局現地にて、調査請求の報告を受けるのを待機しましょう。調査請求の結果が出るまではおおよそ1ヶ月から3ヶ月ほどかかります。
最後に
いかがだったでしょうか?こちらの記事では国際郵便の調査請求について解説させていただきました。上手く活用してできるだけセラーの損失を減らしていきましょう。