
問題のあるバイヤーをブロックすれば、返品やメッセージも全部止まりますか?

ブロックは主に今後の購入や入札を制限する機能です。すでに成立した注文への対応は残ります。個別ブロック・購入条件・通報を分けて確認しましょう。
eBayでは、特定の購入者をBlocked buyer listへ登録したり、Buyer requirementsで購入条件を設定したりできます。この記事では、設定・解除の操作と、できること・できないことを画像で説明します。
確認日:2026年9月12日。eBay.comの公式案内をもとに更新。操作画像は旧記事の画面で、現在の名称や配置は異なる場合があります。
バイヤーブロック・購入条件・通報の違い

| 機能 | 目的 | 注意点 |
|---|---|---|
| Blocked buyer list | 指定ユーザーの今後の入札・購入を制限 | 既存注文の取り消しにはならない |
| Buyer requirements | 未払いキャンセル履歴などの条件で制限 | 条件を厳しくしすぎると購入機会も減る |
| 連絡制限 | ブロック対象者からの連絡を制限 | 既存取引に関する連絡は残る場合がある |
| Report a buyer | 規約違反と思われる行為をeBayへ報告 | ブロックした全員を通報する必要はない |
特定のバイヤーをブロックする方法
STEP1:Blocked buyer listを開く
eBayにログインし、Account settingsからSelling preferencesを開きます。Your buyers内のBlocked buyer listにあるEdit、または画面のManage listから一覧へ進みます。見つからない場合はeBay公式:Blocking a buyerのブロック画面へのリンクを使ってください。



STEP2:ユーザー名を追加してSubmit
相手のeBayユーザー名を確認して入力します。既存リストを消さずに追加し、複数の場合は画面の案内に沿ってコンマで区切ります。別の人を追加していないか、送信前に読み直してください。


公式では最大5,000ユーザー名まで登録できます。保存後は一覧を開き直し、追加した名前を確認します。出典:eBay公式:個別ブロックの手順。
ブロックを解除する方法
同じリストから解除したいユーザー名だけを削除し、Submitで保存します。他の登録者まで消さないようにしてください。購入条件による制限にも該当する場合は、個別リストから削除しただけでは購入できないことがあります。
Buyer requirementsで購入条件を設定する
Selling preferencesのManaging who can buy from youなどの項目から、Buyer Managementを開きます。

| 条件 | 意味 | 設定時の注意 |
|---|---|---|
| 未払いキャンセル履歴 | 指定回数・期間に該当する購入者を制限 | 自分が被害を受けた回数とは限らない |
| 発送除外地域 | 配送できない住所に関する制限 | 出品の配送除外設定と合わせて確認 |
| 直近10日間の購入・落札数 | 指定数以上の商品を購入・落札中の人を制限 | リピーター全員を一律に止める機能ではない |

購入数制限に付属する評価スコア条件を、「低評価数の購入者を全員ブロックできる設定」と混同しないでください。評価が少ないだけで、問題のある購入者と判断することも避けましょう。
設定を現在の出品にも反映したい場合は、Apply above settings to active and future listingsなどの適用範囲を確認して保存します。購入が拒否された理由はBuyer requirements activity logで確認でき、必要に応じて条件の見直しや例外リストを検討できます。出典:eBay公式:Setting buyer requirements。
ブロックした相手からメッセージが来る理由
ブロックしただけでは、通常は商品について連絡できる状態が残ります。連絡も制限したい場合はDon’t allow blocked buyers to contact meなどの設定を確認してください。

連絡制限を設定しても、既存取引の返品や商品未着などを通じて連絡できる場合があります。ブロックを理由に必要な返信や期限を無視しないでください。返品は返品リクエストの対応方法、未着は商品未着への対応方法で確認できます。
Report a buyerで通報するべきケース

報告するのは、規約違反が疑われる場合です。商品にない条件の要求、虚偽申告や返品制度の悪用が疑われる行為、eBay外での取引要求などが公式の例として挙げられています。「値下げ交渉が多い」「返品を希望した」だけで不正と決めつけないでください。
STEP1:対象の取引を選ぶ
eBay公式:Report an issue with a buyerのReport a buyerから進み、対象の購入者・取引を確認してStart reportを選びます。OrdersのLeave feedbackからReport buyerへ進める場合もあります。

STEP2:理由と事実を確認して送信する
理由を選び、日時、相手の要求、自分の対応、確認できる記録を簡潔に書きます。推測と確認済みの事実を区別し、不要な個人情報は含めないでください。

文面の整理例:
対象注文:[注文番号]
発生日時:[日時]
確認できた事実:[メッセージの具体的内容など]
これまでの対応:[自分が行った対応]
確認をお願いしたい点:[該当する行為]
報告後の調査や措置はeBayが判断します。通報すれば相手のアカウントが削除されるという保証はありません。また、報告は返品・返金・未払いなどの正式な解決手続きの代わりにはなりません。
バイヤーブロックのよくある質問
購入済みの注文は自動でキャンセルされますか?
されません。既存注文は別に対応します。キャンセルが必要な場合も、実際の理由とeBayの手順に従ってください。
相手にブロックしたことは分かりますか?
相手が購入できないことで気付く可能性はあります。「絶対に分からない」とは考えず、感情的な通知や挑発的なメッセージは送らない運用がよいでしょう。
ブロックした相手の評価を削除できますか?
ブロックは評価削除機能ではありません。評価への対応は評価の基本と注意点を確認し、規約違反が疑われる場合はeBayへ相談します。
必要な制限を設定し、通常の取引対応を続けよう
特定ユーザーの制限、購入条件、連絡制限、報告はそれぞれ目的が違います。判断に迷ったらeBayの問い合わせ窓口を確認してください。設定を強めるだけでなく、商品説明や発送条件も整えると行き違いを減らせます。

