
これからeBayで商品を出品していきたいと思っているのですが、出品したらダメな商品などがあれば教えて下さい!

分かりました!eBayで出品したらダメな商品について解説します。
eBayではプラットフォームの規約で出品したらダメな商品や、その他理由で出品したらダメな商品が存在します。こちらの記事では皆さんがそのような商品を出品しないためにも、出品禁止商品や制限品、出品する時に注意する商品について徹底解説します。
【この記事をオススメしたい人】
・eBayの出品禁止商品について知りたい人
・eBayの出品制限品について知りたい人
・eBayで出品する時に注意するべき商品を知りたい人
eBayの規約で出品禁止されている商品
まずはeBayの規約で出品が禁止されている商品について解説させていただければと思います。規約で出品が禁止されている商品はこちらのリンクから確認することが可能です。・
規約が定められている商品は以下の表の通りです。
・成人向け商品
・エアガン、エアライフル、BBガン
・アルコール
・動物由来の商品
・動物用捕獲器
・芸術品
・芸術品-出土品、遺跡に関連した商品およびアメリカ先住民の手芸品
・ベータ版とOEM版のソフトウェアに関するポリシー
・地金
・くじの出品
・触媒コンバーターとテストパイプ
・携帯電話(ワイヤレス)のサービス契約
・募金をつのるような出品
・古着
・契約を伴う出品
・使用済みの化粧品
・コレクション用偽装通貨・切手
・情報の編集物
・クレジットカード
・通貨の販売
・偽造品
・クーポン
・災害と惨事
・電子配信商品
・薬品または薬のような物質と記述してあるもの
・麻薬と麻薬道具
・電子機器-ケーブルテレビのディスクランブラー、レーダースキャナ、および交通信号コントロール装置などを含みます。
・電子監視装置-盗聴装置や電話盗聴器など。
・禁輸品と禁止国 -キューバからの商品などを含みます。
・排出物質を減らす装置
・イベントチケット
・銃器、武器、およびナイフ-唐辛子スプレー、レプリカ、およびスタンガンを含みます。(ミリタリー商品を参照してください)
・食品やヘルスケア商品
・葬儀関連商品
・ギフトカード
・政府文書、IDおよびライセンス
・政府、輸送、および出荷関連の商品。飛行機のマニュアル、地下鉄従業員の制服、米国郵政公社(USPS)の郵便袋を含みます。
・危険な商品-バッテリー、花火、および冷媒など含みます。
・遺体と人体の一部
・米国への商品の輸入-特定の国だけでの配布する目的のCDなどを含みます。
・国際取引
・不法行為を誘発する商品 -メタンフェタミンの製造方法を説明した電子商材などを含みます。
・違法薬物と麻薬道具
・違法で露骨なコンテンツ
・無形物
・ジュエリー
・ナイフ
・生きた動物
・錠前破りの装置
・宝くじ
・郵便先名簿と個人情報
・メーカー(販売店)のクーポン
・医療機器-コンタクトレンズ、ペースメーカー、および手術器具などを含みます。
・ミリタリー商品
・マルチ商法、ピラミッド商法、マトリクスプログラム
・攻撃的な商品-民族や人種差別的な商品とナチスの記念品などを含みます。
・農薬(殺虫剤)
・植物や種子
・錠剤製造機および部品
・警察関連の商品
・政治的な記念品(復元品)
・郵便料金別納証印刷機
・処方薬と市販薬
・不当な値上げ
・健康や安全に危険をもたらす製品
・資格要件が必要な製品
・禁止された成人向け商品
・未成年者の保護
・禁止されたサービス
・不動産
・リコールされた商品
・スロットマシン
・切手レプリカの硬貨および貨幣
・レプリカ、玩具、小道具の銃器
・ソーシャルメディアやレビュー操作
・切手
・株とその他の有価証券
・盗難物品とシリアル番号がない物品
・煙草と電子タバコ
・旅行
・雑草(植物や種(Plants and seeds policy)を参照してください)
・車両、パーツ、アクセサリ
・暴力や暴力行為を誘発する商品
・仮想通貨
・武器

とはいえ、一部商品は規約を満たせば出品が可能だったりします。詳しく知りたい方は、こちらのページからリンクに飛んで、規約をしっかりと確認してみてください。
関税法で輸出が禁止されている品
eBayというよりは、そもそも関税法で輸出が禁止されている品もございます。基本的にルールを破ってしまうことはないとは思いますが、下のリンク先も一通り目を通しておいてください。
・輸出入禁止・規制品目(財務省関税局ウェブサイト)
https://www.customs.go.jp/mizugiwa/kinshi.htm
・関税法の罰条(財務省関税局ウェブサイト)
https://www.customs.go.jp/shiryo/batsujo.htm
発送会社で輸出が禁止されている品
続いて発送会社で出品が禁止・規制されている品を、発送会社ごとに紹介させていただきます。
国際郵便で輸出が禁止されている品
国際郵便で輸出が禁止されている品は以下のとおりです。詳しく確認される場合は、こちらのリンクから確認が可能です。

また、リチウム電池の運送も国際郵便についてはこちらの条件が適用されます。
その他の具体的な出品禁止品の例は以下の通りです。

FedExで輸出が禁止されている品
FedExで輸出が禁止されている品は国ごとに確認することが可能です。こちらのリンクから確認してください。
アクセスしたら輸出禁止品を確認したい国を「Select a Country or Territory to See Prohibited Items」から選択してください。

こちらの画像ではアメリカ合衆国を選択しました。ページを翻訳すると輸出禁止品が明らかになります。

DHLで輸出が禁止されている品
DHLで輸出が禁止されている品はこちらのリンクから確認してください。DHLは禁止品と制限品で分けられております。
【禁止品】
・金銀塊(金塊、金の延べ板など)
・現金(法定通貨―署名済み小切手・紙幣・硬貨)
・銃器、弾薬、爆薬/爆発物(ライフルスコープ、空の爆発物、エアガン、レプリカ、テストピースも含む)
・人骨(遺体・遺灰)
・動物のはく製、動物の骨、灰、皮(象牙、サメのひれ、毛皮など)等 CITESに輸送を禁止されているもの、もしくは現地法律で禁止されているもの
・非合法貨物(偽造品や麻薬など)
・生きた動物(含哺乳類、爬虫類、魚類、無脊椎動物、両生類、鳥類、昆虫等)
・IATA PI968 section IIに基づくリチウム金属バッテリー
・貴石単体
【制限品】
・エアガン、テーザー(スタンガン)、模造またはレプリカの銃器、銃器部品、レプリカ弾薬(ライフルのバット、トリガーメカニズム、ネジ/ボルトなど、機能的な銃器を制作することのみを目的として製造されたものを含む)
・申告額EUR 500,000以上の骨董品、商業目的の美術品
・申告額EUR 500,000以上の収入印紙および封帯
・申告額EUR 10,000以上の免許所有する製薬メーカーの医療大麻、および合法的な錠剤または液体
・申告額EUR 500,000以上のたばこ(電子たばこは別規制有)
・申告額EUR 2,000以上の記念コイン・メダル
・香水、アフターシェーブ、エアゾール、引火性物質、ドライアイス、生物学的物質、国連分類危険物、国際航空運送協会規則(IATA)、道路危険物協定(ADR)、国際海上危険物規則(IMDG)で指定された危険物を含むが、これらに限定されない危険物
・申告額EUR 500,000以上の金融商品 (携帯電話やモバイル端末類の起動済みSIMカード、クレジットカード、ATMカード、無記名小切手、イベントチケット、宝くじ券、現金為替、郵便小為替、無記名株券、未使用郵便切手トラベラーズチェック等)(※個人発送は不可)
・毛皮
・申告額EUR 100,000以上の宝石・金銀宝飾品・腕時計(物品単体の価額がEUR 5,000以上のもの)
UPSで輸出が禁止されている品
UPSで輸出が禁止されている品はこちらリンクから確認してください。UPSは禁止品と制限品で分けられております。
【禁止品】
・弾薬
・銀行券、紙幣、通貨(硬貨以外)
・遺体、火葬または焼却された遺体
・花火
・有害廃棄物
・象牙
・マリファナ (薬用マリファナを含む)
・郵便切手
・フカヒレ
・法律で禁止されている貨物
・CBD(カンナビジオール)を含有する製品
【制限品】
・アルコール飲料
・動物製品、非家畜製品(マザーオブパールの象眼細工、蛇皮の時計バンドなど)
・価値の高い/珍しい品目
・生物物質、カテゴリーB、対象外のヒトまたは動物標本
・危険品
・銃器および武器(不活性兵器およびレプリカ爆発性兵器を含む)
・毛皮
・金またはその他の貴金属
・生きた動物
・生鮮品
・パーソナルエフェクト
・植物
・シード
・タバコ
・500米ドルを超える腕時計

上記の制限品は条件を満たした場合に輸出可能です。出品したい商品があれば、UPSのサイトで条件を確認しましょう。
eBayのVeROプログラムでポリシー違反となる商品
eBayはVeROプログラム「知的財産保護プログラム(VeRO : Verified Rights Owner Program)」というものを策定しておりまず。詳しくは下の記事が参考になります。
※現在執筆中

VeROプログラムの違反を繰り返すとアカウントがサスペンドされてしまうリスクがあるので注意が必要です。上記の記事でVeROプログラムについても勉強しておきましょう。
パテントトロールで出品リスクがある商品
eBayではパテントトロール(特許の怪物)と呼ばれる第三者から買い集めた特許権を行使し、実際に製品の製造・販売などを行っているメーカーなどに対して多額のライセンス料の支払いを求めたり、巨額の賠償金目当てに特許権侵害訴訟を仕掛ける組織や企業のことを言います。

理不尽なのですが、「自分の特許が使われている」と言われて、いきなり訴訟されてしまうリスクがあります。
日本人セラーの方も何人もパテントトロールで訴訟されてしまっています。過去に訴訟されている商品は出品しないほうがよいです。パテントトロールについては下の記事が参考になります。
※現在執筆中
高額品
eBayを始めたばかりの方(販売開始して90日以内)がいきなり、高額品を出品して売れてしまうとアカウントがサスペンドしてしまうケースがあります。

僕もこれまで何度もサスペンドされています。
何ドル以上などとはeBayは明言はしていませんので定かではございませんが1000ドル以上の商品なんかをいきなり出品するのは控えたほうがいいと思います。
eBay初心者の方は最初は300ドル以内ほどの価格の商品の出品に留めておいて、徐々に単価の高い商品を出品していくほうが健全だと思います。
eBay初心者の方がサスペンドにおいて気を付けるべきことは下の記事でまとめてありますので参考にしていただければと思います。
※現在執筆中
最後に
いかがだったでしょうか?こちらの記事では出品禁止品・制限品、注意するべき商品などについて解説させていただきました。これからeBay輸出を始められる方は絶対に抑えておきたい内容になりますので、地雷を踏まないように何度も確認していただければと思います。

アカウントを守る上でかなり大切な内容になりますので、ぜひブックマークして何度も確認していただければと思います!