
ライバルが売っている商品を調べれば、自分が出す商品も見つかりますか?

商品候補を探すきっかけになります。ただ、他の人が売れた価格で自分も売れるとは限りません。見つけた後に、状態・相場・送料・利益を確認しましょう。
eBayのライバルセラーリサーチは、他のセラーが扱う商品や販売履歴から、商品選びや出品改善のヒントを探す方法です。この記事では、参考にするセラーの選び方、Sold itemsでの確認、仕入れを決めるまでの流れを画像付きで説明します。
確認日:2026年9月12日。操作画像は旧記事の実画面で、現在の配置や名称が異なる場合があります。
ライバルセラーリサーチの全体像

目的は、そのセラーの出品を丸ごと再現することではありません。自分でも仕入れ・検品・発送できる商品を見つけ、比較される条件を理解することです。初心者なら、まず扱いたいカテゴリを1つ決めてから調べると迷いにくくなります。
参考にするライバルセラーの探し方
自分が扱える商品名・型番から探す
eBayで商品名や型番を検索し、販売済みの商品や現在の出品からセラーのページを開きます。状態、発送元、価格帯が自分の販売条件に近いセラーを複数候補にしてください。規模の大きな店だけを見ると、仕入れ値や送料の違いで再現できない場合があります。
比較しやすいセラーを選ぶ5つの基準
| 確認すること | 見方 |
|---|---|
| 商材とカテゴリ | 自分が型番や状態を判定できる商品か |
| 発送元と販売先 | 日本発送と現地発送の違いを考慮する |
| 価格帯 | 予算と、売れるまで保有できる金額に合うか |
| 状態・付属品 | 新品・中古・ジャンク、セット内容を区別する |
| 最近の販売実績 | 一度売れただけでなく、複数の実績があるか |
写真や出品数だけで、有在庫・無在庫、仕入れ先、使用ツールを断定することはできません。公開されている事実と推測を分けてメモしてください。また、評価数は販売個数や月商そのものではありません。
Sold itemsで売れた商品を調べる手順
STEP1:配送先を想定する販売先に合わせる
米国の購入者を想定する場合は、Ship toをUnited Statesにして検索します。配送先設定によって表示商品や送料が変わることがあるため、リサーチごとに条件をそろえましょう。

STEP2:セラーの商品一覧を開く
商品ページの販売者情報からセラーページやストアへ進みます。旧画面ではストア下部のSee Allから全商品を表示できます。現在はShop、Items for saleなどの入口の場合もあります。

STEP3:Sold itemsを選ぶ
絞り込みでSold itemsを選択します。Completed itemsは売れずに終了した出品も含むため、「終了した」と「売れた」を混同しないようにしましょう。

STEP4:日付・状態・価格帯をそろえる
最近売れた順に並べ、販売日を確認します。状態、価格帯、販売形式などで絞り込み、自分が扱う商品に近づけます。新品と中古、本体だけとセット品を混ぜた相場は、仕入れ判断に使いにくくなります。


STEP5:候補商品の条件をメモする
商品ページで型番・状態・付属品・販売日・送料を確認し、URLと一緒に記録します。中古品は状態の差が大きいため、価格だけを抜き出さないことがポイントです。
- 商品名・型番・言語や地域仕様
- 状態、欠品、動作確認の有無
- 販売日、表示価格、送料、Best Offer表示
- 発送元と配送先の条件
- 仕入れ候補価格、梱包後重量、気になる点
Product Researchで実際の相場を確かめる
通常の販売済み検索では、Best Offerの実際の成約価格が分からない場合があります。Product ResearchではBest Offerを含む実売価格を確認できます。見つけた商品名や型番で検索し、同じ状態・販売先・期間に近づけて確認しましょう。
公式の説明では、通常のCompleted listingsは直近90日、Product Researchは過去3年まで調べられます。期間が違うデータをそのまま比較しないでください。出典:eBay:Product research。
使い始めはProduct Researchの使い方、数値の読み方は販売数・相場・セルスルーの見方で詳しく解説しています。
| 比較のポイント | 判断の例 |
|---|---|
| 商品が一致しているか | 型番違い、鑑定済み、セット品、故障品を分ける |
| 最近も売れているか | 昔の高額成約1件だけを根拠にしない |
| 複数の価格帯はどうか | 最高値だけでなく、似た条件の複数取引を見る |
| 現在の競合はいくらか | 販売済み価格と現在の競争状況を両方見る |
| 売れる頻度と予算 | 長く在庫を持っても困らないか考える |
販売数・評価数の読み違いを防ぐ
商品ページの「○ sold」が表示される場合でも、選んだ30日間の販売数とは限りません。評価の件数も、評価しない購入者や複数個購入などの影響を受けます。評価数×平均単価で相手の月商を断定しないようにしましょう。
また「過去の販売数÷現在の出品数」を計算するだけでは、同じ期間・母集団で測った販売率にはなりません。比較する期間と集計の意味を確認し、ざっくりした目安を正確な利益率のように扱わないことが大切です。
自分の送料・費用で利益を計算する

100ドルで売れている商品を安く見つけました。仕入れていいですか?

送料と手数料まで差し引いてから決めましょう。販売価格だけでは利益は分かりません。重い商品や壊れやすい商品は、梱包費や補償も変わります。

概算は販売代金と送料収入 − 仕入れ − 国際送料 − 梱包費 − 販売手数料等 − 広告費 − その他の費用で考えます。税金をeBayが徴収・納付する場合、その金額を自分の受取収入に混ぜないでください。一方、手数料の計算基準に税金が含まれることがあるため、実際の明細を確認します。
DDP発送なら自分が負担する関税等、外貨の換算なら決済・為替関連の費用も入れます。図の2,200円は固定の公式料金ではなく、費用をまとめた仮の見積額です。必要経費を入れた後、返品・値下げの余地も残るか考えましょう。
送料を見積もる前に追跡・補償・署名の選び方を確認してください。配送条件が変わると、同じ商品でも残る金額が変わります。
分析メモのテンプレート
次の項目をメモ帳や表計算ソフトにコピーすると、見つけただけで終わらず仕入れ判断まで進められます。
| 項目 | 記入する内容 |
|---|---|
| 調査日・販売先 | 例:調査日、eBay.com、米国向け |
| 商品情報 | 型番、状態、付属品、URL |
| 販売実績 | 期間、成約例、送料、条件の違い |
| 自分の費用 | 仕入れ、送料、手数料、広告、梱包、関税等 |
| 判断 | 仕入れる/見送る/追加確認 |
| 理由 | 例:送料を入れると利益不足、型番違いで比較できない |
ライバルリサーチの注意点
写真・説明文を無断で流用しない
他店の販売実績は、写真や文章を使ってよいという許可ではありません。自分で撮影した画像と、販売する商品の事実に基づいた説明を用意します。参考にしたキーワードも、その商品と関係のないものを詰め込まないでください。
公式案内:Images and text policy。商品説明の作り方は商品説明テンプレートの解説をご覧ください。
他店が売っていても出品できるとは限らない
権利侵害、模倣品、禁制品、輸送制限の確認は別途必要です。真贋や状態を判定できない商品は、売れているという理由だけで仕入れないでください。詳しくはVeROと知的財産権の注意点へ。
売れた価格を再現できるとは限らない
評価、配送日数、商品の状態、季節、広告、仕入れ条件で結果は変わります。初めての商材は、自分で検品・発送できる範囲の少量から検討し、実際の結果を記録しましょう。
よくある質問
何人のセラーを調べればよいですか?
決まった人数はありません。初心者は条件の近い数店舗を見比べるところから始めると、1店舗だけの価格や品ぞろいに引っ張られにくくなります。調べる数より、条件をそろえて判断できることが大切です。
Sold itemsが見つからないときは?
ストアのトップではなく商品一覧や通常検索に移り、フィルターを確認します。スマートフォンでは絞り込みメニュー内に隠れることがあります。表示が少ない場合は検索条件と期間を確認し、商品名・型番をProduct Researchでも調べます。
仕入れ先が分からない商品は?
写真から相手の仕入れ先を断定せず、自分が利用できる販売店・卸・中古店などで調べます。継続入手が難しい、検品できない、利益が薄い場合は見送るのも判断です。
候補を見つけたら、出品前の確認へ
セラーを探す → 売れた商品を確認する → 相場を検証する → 自分の費用で計算する、という順番で進めましょう。出品準備はeBayの出品方法へ。既存商品を出し直す場合はRelistとSell Similarの使い分けが役立ちます。


[…] 相場の確認はProduct Researchの数値の見方、他店との比較はライバルセラーリサーチへ。変更日と変更点を記録し、季節性や価格の変化も含めて様子を見ましょう。 […]