
バイヤーさんから関税を支払いたくないという連絡がきたのですが、どうすればよいでしょうか?対処方法を教えて下さい。

分かりました!関税を支払いたくないバイヤーさんの対処方法について詳しく解説させていただきます!
eBayでの関税は基本的にバイヤー負担です。しかし、中には関税を支払いたくないとメッセージを送ってきたり、関税が原因でネガティブフィードバックをつけてきたりするバイヤーもいらっしゃいます。こちらの記事では、そのようなバイヤーへの対処方法について解説できればと思います。
関税のクレームを入れてくるバイヤーへの対処方法
まず関税のクレームを入れてくるバイヤーへの対処方法について解説できればと思います。それぞれパターン別で解説できればと思います。
パターン①:メッセージで関税を払いたくないと言われた場合
まず1つ目のパターンがメッセージで「関税を支払いたくない。」「アンダーバリューをしてほしい。」「ギフトとして送ってほしい。」などと言われることです。このパターンが一番多く、取引数が多い方だと、ほぼ毎日このようなメッセージが来ている方もいると思います。

このような場合は、まずはバイヤーさんに「関税はバイヤー負担である」ということをしっかりと返信することが大事です。
以下に例文を紹介します。
【日本語訳】
こんにちは
連絡ありがとう。私達のストアではトラブルを防止するため関税をかからなくするようにアンダーバリューをしたり、ギフトとして送るということはできません。
eBayのポリシーでもアンダーバリューに答えたりすることはNGですし、関税はバイヤーさんがお支払するというように明記されています。
そして、関税をお支払いしないとあなたは商品を受け取ることができません。
私とあなたのお互いのトラブルを避けるためにも、関税はしっかりとお支払いしていただければと思います。
そして、商品はしっかりと梱包して発送しますので、そちらの方は安心してください。
ご理解いただければと思います。
【英語訳】
Hello.
Thank you for contacting us. We do not undervalue our products or send them as gifts to avoid customs duty to prevent problems.
The eBay policy also states that we are not allowed to undervalue or answer to undervalue and that the buyer pays the customs duty.
And if you do not pay the customs duty, you will not receive the item.
To avoid any mutual problems between you and me, I hope you will pay the customs duty.
And the goods will be packed and shipped securely, so please do not worry about that.
I hope you understand.
ただし、これでも納得していただけない方も一定数いらっしゃいます。そのようなバイヤーさんはレポート(通報)したり、ブロックリストに入れてしまうことをオススメします。
バイヤーさんをレポート(通報)したりブロックする方法は以下の記事を参考にしていただければと思います。

パターン②:税関で関税が支払わずに配送が止まってしまっている場合
2つ目のパターンはバイヤーが税関で関税を支払わずに配送が止まってしまっている場合です。こちらに関しましては説明が長くなってしまいますので、下の記事を参考にしていただければと思います。
※現在執筆中
パターン③:関税が理由でネガティブフィードバックを付けられてしまった場合
最後が「関税が高い」などの理由でネガティブフィードバックを付けられてしまった場合の対処法です。このような関税が原因のネガティブフィードバックはeBayに報告すれば削除してくれます。
eBayにメッセージを送りたい方は下の記事を参考にすればスムーズに連絡を送ることが可能です。

また、関税や他の理不尽なネガティブフィードバックを消したいと考えている方は下の記事も参考にしてみてください。


以上の3パターンを解説させていただきました。理不尽な関税トラブルに負けずに徹底的に戦いましょう!
関税のクレームを予防する方法
また、そもそも関税トラブルを起きないように予防する方法についても解説させていただきます。今回紹介する予防をしても関税のクレームを言ってくるバイヤーはいらっしゃいますが、絶対に最低限の予防はした方がよいので解説します。
予防方法①:Item Description(商品説明)に記載
すでにこちらは完了している方がほとんどだと思います。Item Descriptionに以下のような文章を入れておきましょう。こちらを確認することで、バイヤーさんも関税について理解できると思います。
【日本語訳】
輸入関税、税金、手数料は商品価格や送料に含まれていません。これらの料金は購入者の負担となります。入札/購入の前に、これらの追加費用がどうなるかを決定するためにあなたの国の税関事務所に確認してください。これらの料金は、通常、配送する貨物(運送)会社によって収集されるか、またはアイテムをピックアップするとき – 追加送料のために混同しないでください。
【英語訳】
Import duties, taxes and charges are not included in the item price or shipping charges. These charges are the buyer’s responsibility. Please check with your country’s customs office to determine what these additional costs will be prior to bidding/buying. These charges are normally collected by the delivering freight (shipping) company or when you pick the item up – do not confuse them for additional shipping charges.
予防方法②:Q&Aコーナーに記載
次はストアのQ&Aに関税に対して明記するという方法です。Q&Aのコーナーで、「関税はバイヤーさん負担である」というものを設けて起きましょう。
Q&Aコーナーの作成方法については下の記事が参考になります。
※現在執筆中

予防しておくことでバイヤーさんにも強く発言することができるようになります。トラブル防止のためにもやっておきましょう。
最後に
いかがだったでしょうか?こちらの記事では、関税のクレームを入れてくるバイヤーへの対処方法について解説させていただきました。基本的に関税はバイヤーが支払うもので、セラー側が負担するものではありません。
そのことを頭に入れて、関税クレームが入れられても落ち込まず徹底的に戦いましょう!