eBay初心者出品しようとしたら、シッピングポリシーで止まりました…。日本から送るのに「国内配送」を設定するんですか?
シュンそこ、最初は戸惑いますよね。eBay.comの「国内配送」は米国向けのことです。日本語に翻訳されていても意味は同じ。画面を見ながら、1つ作る流れを確認しましょう。
シッピングポリシー(Shipping policy)は、どこへ・どの方法で・送料いくらで・何営業日以内に発送するかをまとめておく配送条件です。出品時に選べるので、毎回同じ内容を入力する手間を減らせます。
配送方法と料金を確認した1商品で作り、出品への適用まで確認しましょう。別の重さ・別の国へ広げるのは、その後でOKです。
2026年9月20日にeBay.comの作成画面を確認。画像内は説明用の仮入力です。個人・ストア・商品を特定する情報は掲載していません。
Domesticは米国向け、Internationalは米国以外
eBay初心者ということは、発送元も米国にしないといけませんか?
シュン発送元は実際の所在地です。日本にある商品ならItem locationは日本のままにします。「国内配送」は出品サイト側の区分で、荷物の所在地を変える意味ではありません。
eBay Japan公式:Domestic/Internationalと配送サービスの選び方
eBayの送料設定と、CPaSSのラベル作成は別の作業
ポリシーを作っただけで集荷や発送が手配されるわけではありません。発送時の操作はCPaSSの使い方で解説しています。
入力する前に、1商品の配送条件を決めよう
- 梱包後の重量とサイズ:箱・緩衝材まで含めて測る。
- 配送先:国だけでなく、郵便番号・離島・私書箱などの条件も見る。
- 配送サービス:その商品・寸法・価格で引き受け可能か確認する。
- セラー負担の費用:運賃・燃油・梱包・関税・立替などを見積もる。
- 発送までの日数:梱包から配送会社への引き渡しまで、守れる日数を決める。
重量が軽くても、箱が大きいと容積重量で料金が上がるサービスがあります。商品だけを量って送料を決めないようにしましょう。
- 日本にある商品価格100ドルの通常の商品を、米国へ発送
- 梱包後500g以内で、サイズ・内容品・価格も利用条件内と確認した想定
- 実際の発送方法:eBay SpeedPAK Economy
- バイヤーに提示する送料:25ドル
- 発送準備期間:3営業日
25ドルは公式の送料表でも、全商品への推奨料金でもありません。フォームを読むための仮の数字です。
米国向けは、DDPの費用も先に確認
eBay Japanの現行案内では、日本から米国へ発送する商品価格2,500米ドル未満の取引は、原則DDP発送が必要です。送料は判定額から除き、Authenticity Guarantee対象商品には例外があります。
ポリシー名に「DDP」と書くだけでは対応完了になりません。配送会社側の発送条件と費用を確認し、バイヤーへの説明にも反映します。詳細は米国向けDDP・関税の対応方法へ。
STEP 1Business Policiesから「Shipping」を開く
Business Policiesの管理画面を開き、Create policy → Shippingの順に選びます。初回は利用開始の案内が表示される場合があります。

迷ったらPCブラウザで開くと、この記事の画面と照合しやすくなります。支払いポリシーや返品ポリシーとは、別の設定です。
STEP 2見分けられるポリシー名を付ける

この例は「米国向け・SpeedPAK Economy・梱包後500g以内・発送準備3営業日」の意味です。日本語で分かりやすく付けても構いません。
eBay初心者名前に500gと入れれば、重い商品には使えなくなりますか?
シュン名前は自分が見分けるためのメモです。重量制限が自動でかかるわけではありません。出品ごとに、実際の梱包サイズと重さに合うポリシーか確認してください。
STEP 3国内配送で、実際に使うサービスを選ぶ
- 配送方法は、今回の通常サイズの例では「標準配送:小~中サイズの商品」を選びます。
- 国内配送の費用の種類を「定額:すべての購入者で費用が同じ」にします。
- 「既定のサービスを追加」を押します。
- 検索欄にSpeedPAKと入れ、実際に使う種類を選びます。
- サービス選択画面の「保存」で、入力フォームへ戻ります。

この例はeBay SpeedPAK Economyです。ExpressやExpeditedを使うなら、それに対応する項目を選びます。画面に候補が出ていても、自分の商品で利用できるとは限りません。
「FedExで届く」だけで、選択肢を決めない
同じ配送会社でも利用ルートが違います。SpeedPAKを使う場合は、そのサービスに対応するSpeedPAKの項目を選びましょう。
eBay Japan公式:配送サービスとShipping Policyの対応
eBay初心者早く見えるExpressを選んで、実際は安いEconomyで送ってもいいですか?
シュンそれはやめましょう。買う人が選んだ配送サービスで発送するのが基本です。届くのが遅い方法へ勝手に変えると、到着予定との食い違いやトラブルにつながります。
STEP 4「購入者負担」にバイヤーへ提示する送料を入れる

eBay初心者「同一商品ごと」は、いつも0でいいですか?
シュン0にすると、追加分の送料が増えない設定になります。2点で箱や重量が変わるなら、その分を確認してから決めましょう。今回の25+25ドルは、2点なら送料合計50ドルになる入力例です。
同梱で安くできる場合は、実際の複数個口・重量別料金を確認して調整します。別々の出品をまとめて買う場合の送料割引とは区別してください。
「送料無料」は、配送会社の送料が0円になる意味ではない
送料無料で販売したいときは「送料無料で提供」を選びます。セラーは配送費を負担するため、商品価格からその分を払っても利益が残るか確認します。
商品125ドル+送料無料
どちらも、購入者の税などを除く表示額の合計は125ドルです。ただし、税や関税の計算・購入者の印象まで同じとは限りません。
送料欄は、実際の配送・梱包などに関係する費用を踏まえて設定します。関税分を商品代と送料のどちらに含めるかも、発送条件と合わせて考えましょう。販売手数料や換金費用も含めた採算は、eBay手数料と手取りの計算例で確認できます。
STEP 5発送準備期間は「届けるまで」ではなく「発送まで」

eBay初心者3営業日を選ぶと、米国まで3日で届けないといけないんですか?
シュン支払い後、発送するまでの準備期間です。梱包やラベル作成だけでなく、配送会社に引き渡すまでを考えて設定しましょう。国際輸送にかかる時間とは別です。
初めてなら、在庫と発送体制が整っていて確実に守れる場合に、2〜3営業日を目安に検討します。この記事は3営業日の例です。実態より短く設定して見栄えをよくするのは避けましょう。
サービス名の下にある日数は画面上の案内で、到着の保証ではありません。実際の到着予定は、発送元・配送先・eBayの判定などでも変わります。発送期限は注文ごとに確認してください。
送料やDDPを整理してから出品したい方へ
公式LINEでは、利益計算・シッピングポリシー設計のロードマップなど、eBay輸出の無料特典を配布しています。配送費を入れ忘れず、仕入れと出品を判断するために活用してください。
公式LINEで利益計算・配送設定の特典を受け取るSTEP 6送れない場所を「除外する場所」で設定する
「除外する場所」を開き、配送対象から外す場所を選びます。画像はAPO/FPOを対象外とする仮の例です。

eBay初心者ここでチェックした国に送れるようになるんですね?
シュンここは逆です。チェックした場所を配送対象から外します。送れる国を増やす欄とは違うので、画面の見出しを確認しましょう。
このチェック例を全員がそのまま使う必要はありません。配送会社の対応・追加料金・内容品の制限を調べて、自分が引き受けられる範囲を決めます。
「説明文に送らないと書いたから大丈夫」で済ませず、設定でも除外してください。選んだら「完了」で戻り、選択内容が表示されたか確認します。
これは配送先の場所に関する設定です。購入者の登録国まで含めた購入制限などは別の設定なので、混同しないでください。
米国以外も売りたい場合は、国際配送を追加する
米国だけで始めるなら、この追加は不要です。利用するサービスと料金を確認できた国から、少しずつ広げましょう。ここではオーストラリアを追加する仮の例を示します。
- 国際配送の「配送サービスを追加」をオンにします。
- 「サービスを追加」から、利用する配送サービスを選びます。
- サービス欄の「お届け先」を開きます。
- 「全世界に発送」ではなく「配送先」を選び、送る国をチェックします。
- 「完了」で戻り、その国向けの送料を入力します。

配送会社が対応しない国もあるので、そのまま進めずに配送先を指定してください。

この30ドルも説明用の仮入力です。米国の25ドルを、そのまま他国へ使い回さないようにします。配送先ごとの運賃・追加費用・輸入時の扱いを確認して決めてください。
複数の国を同じ送料でまとめる場合は、その全てで採算と配送条件が合うか確認します。追加後は、ポリシー名も「US_AU」など配送先が分かる名前に直しておくと便利です。多くの国で料金を細かく分ける段階になったら、Shipping rate table(送料一覧)も検討できます。
送料一覧の空欄は「その国へ送らない」という設定ではありません。送れない場所は、別途除外設定で指定しましょう。
STEP 7保存したポリシーを、出品の配送欄で選ぶ
入力内容を確認して作成フォーム最下部の「保存」を押します。その後、出品フォームの配送 → 配送ポリシーで、作成したポリシーを選びます。

eBay初心者保存さえすれば、全部の商品がその配送条件になるんですか?
シュンその商品に、どのポリシーが適用されているかまで確認してください。名前が似ているものもありますし、500g用を重い商品に選んでしまうと、送料不足になりかねません。
出品前のPreviewと、公開後の商品ページで、届け先・配送サービス・送料・到着予定・発送元を確認します。必要なら配送先を対象国の郵便番号にして表示を確かめましょう。自分の商品を購入して試す必要はありません。
- 米国向けに、意図したサービスと送料が表示される?
- 米国以外を追加した場合、その国でも正しい送料になる?
- 配送対象外の場所が、購入できる配送先として残っていない?
- 発送元は実際の所在地と一致している?
- DDPなどの商品説明と、配送会社側の発送方法が一致している?
出品フォーム全体の操作はeBayの出品方法、売れた後のラベル作成はCPaSSでの発送手順へ進んでください。
既存のポリシーを編集すると、他の商品にも影響する
eBay初心者1商品の送料だけ上げたくなったら、使っているポリシーを直せばいいですか?
シュン同じポリシーを他の商品も使っていたら、その商品まで変更される可能性があります。1商品だけ変えたいときは、新しいポリシーを作るかコピーして、その商品へ割り当てる方が確認しやすいです。
eBayでは、ポリシーを更新すると、それを使う変更可能な出品にも反映されます。ただし出品の変更制限などで、全てが更新されるとは限りません。
適用できない出品では、変更前の条件を残す「Copy of…」というポリシーが作られる場合もあります。名前だけ見て不要と判断せず、どの商品が使っているかを確認してください。
シッピングポリシーでよくある疑問
なぜ日本から送るのに、USPSなど米国のサービスが出るの?
eBay.comのサービス選択画面だからです。候補にあるだけで選ばず、日本から実際に使う配送方法に対応する項目を探します。SpeedPAKなら検索欄へ名前を入れると見つけやすくなります。
定額にすると、荷物の重量で自動計算されますか?
この例のFlat(定額)は、設定した送料を使う方式です。重量を入力すれば配送会社の最新料金が自動で反映される、という意味ではありません。重量・サイズごとの見積もりを先に確認しましょう。
「eBay International Shipping」は日本発送でも使う設定?
米国にある商品を対象とするeBay International Shipping(EIS)と、この記事のInternational shipping欄は別です。日本にある商品を発送する設定と混同しないでください。
eBay公式:eBay International Shippingの利用条件
配送できない国から注文が入ったら、どうすればいい?
まず注文の配送先・適用ポリシー・除外設定を確認し、利用できる配送方法が本当にないか調べます。設定ミスを隠すために、バイヤーから依頼されていないキャンセル理由を選ばないでください。取引の状況に合う対応を取り、同じ注文が続かないよう出品の設定も見直します。
まずは1商品で、送料表示まで確認しよう
eBay初心者全部の国向けに、大量のポリシーを作る必要はないんですね。
シュン最初は送れる1商品・確認できた配送先・守れる発送日数で作れば大丈夫です。保存だけで終わらず、出品ページでバイヤーにどう見えるかまで確認しましょう。
次は手数料を含めるといくら残るかを確認して、送料不足や赤字にならない価格で出品してください。

