
これからeBay輸出をスタートしたいと考えております。ただ、いまいちeBay輸出ビジネスのイメージがつきません。教えて下さい。

分かりました!この記事でeBay輸出がどのようなビジネスなのか?詳しく解説できればと思います。
「eBay輸出をはじめたい!だけどいまいち稼げるイメージが沸かない…」そのような方に向けて、eBay輸出がどのようなビジネスで2025年の今でも稼げるのかについて解説していければと思います。
【この記事をオススメしたい人】
・eBay輸出を始めようか悩んでいる
・eBay輸出について知りたい
・今からeBay輸出を始めて稼げるのか知りたい
eBayとは?

eBay は、1995 年に米国カリフォルニア州サンノゼで誕生した世界最大級の個人間取引オンラインマーケットプレイスです。
誰でも売り手にも買い手にもなれる“フリーマーケット”文化をインターネット上に持ち込み、現在は 190 以上の国・地域から 1.3 億人超のアクティブバイヤーが利用しています(2025 年時点)。

メルカリ・ヤフオクの世界バージョンみたいな認識でOKです!
Amazonとの違い
Amazonでは新品商品がよく売れていくのに対して、eBayでは廃番品・コレクターズアイテム・ジャンクといった中古品が活発に売買されていきます。

新品商品を取り扱ったほうがクレームは少ないのではないでしょうか?

新品商品の方がクレームは少ないかもしれませんが、新品ですと熾烈な価格競争で戦っていかなければいけません。
しかし中古品ですと、状態によっても値段が上下しますので、初心者の方でも戦いやすいです!
取引形式
eBayにおける取引形式にはオークション形式(入札)と固定価格形式(Buy It Now)がございます。
それぞれのメリット、デメリットを理解しつつ合わせて利用していくことが大切です!
eBay輸出とは?
日本にいる個人・法人が、eBayで世界190 以上の国・地域のバイヤーに商品を販売し、国外へ発送する越境ECモデルを指します。
バイヤーは eBay 上で決済を完了し、セラー(あなた)は日本から商品を梱包して海外へ発送します。
eBay輸出のメリット
eBay輸出のメリットはたくさんありますがまとめますと以下のとおりです。
- 初期費用がそこまでなくても始められる
- 初心者でも実績を出しやすい
- 日本の商品は需要がある
- 在宅で始められる
- 消費税還付が受けられる
といったメリットがあります。
まず1点目は初期費用がそこまでなくても始められるというメリットがあります。eBayでは無在庫でも販売を開始することが可能で、商品が売れてから仕入れるということが可能です。
このスキームを利用すれば在庫を抱えなくて済むので、初期費用があまりなくてもeBay輸出をスタートすることが可能です。
僕自身はこれまでeBay輸出以外にも、アフィリエイトやクラウドファンディング総代理店、レディースアパレルD2Cといった事業をやってきましたが、eBay輸出が個人的には圧倒的に稼ぎやすいです。
また、コンサルティングを受講していただいている方も0からスタートして稼がれているので、かなり実績の出しやすい事業だと思います。
eBay輸出では主に日本の商品を販売していくのですが、日本の商品は海外でかなり需要があります。
ゲーム機やカード、音響機材、家電、カーパーツなど売れる商品・カテゴリは多数存在します。何を出品すれば分からない方は、まず色々なカテゴリの商品を出品していき、売れるものから広げていくのがオススメです。
eBay輸出の業務は在宅で完結します。パソコンとコピー機、梱包材など必ず用意した方がいいものはございますが、小規模で在宅で始められるのはメリットだと言えるでしょう。
コンサルティング受講生の中には子育て中の主婦の方も多いです。

eBay輸出においては消費税還付もメリットの1つと言えるでしょう。カンタンに説明すると輸出事業をしている事業者は、売上に消費者から預かる消費税がないので、仕入や経費で支払った消費税の還付を受けることができるというものです。


消費税還付を前提にした利益計算をすると現時点で持っているキャッシュが目減りするので、そちらは注意しましょう。
eBay輸出のデメリット
メリットについてはお話しさせていただきましたが、デメリットについても紹介していければと思います。
- プラットフォームのルールが複雑
- 海外の配送は商品の扱いが雑
- 詐欺バイヤーが多い
- バイヤーに有利なプラットフォーム
- 出品に注意するべき商品が多数存在

こちらについても1つずつ解説させていただきます!
まず1つ目はプラットフォームのルールが複雑だということです。
商品の返品や未着だった時の対応方法なんかは国内のECサイトと比べると複雑で、適切な対応を心得ていないとすぐにアカウントがダメになってしまいます。
ですので、eBay初心者の方は損をしないためにも、まずはプラットフォームのルールを学んでいく必要があります。
次のデメリットは、海外の配送は日本での配送と比べてかなり雑だということです。
上記は海外の配送業者であるFedExの荷物の配達方法ですが、荷物を放り投げていることが分かります。
ですので、海外に配送する時は梱包を厳重にすることを心がけましょう。

詐欺バイヤーが多いということもデメリットの1つです。
日本のECサイトでは起こり得ないような詐欺がeBayでは起こります。「商品が返送されてきて、中身を見たら石だった」みたいなことはたまにですがあります。

僕も30万円ぐらいの商品で、このようなすり替え詐欺に遭いました…
詐欺バイヤーにも対抗する術はございますので、やはりプラットフォームのルールの理解が大事になってきます。
eBayはセラーに比べてバイヤー有利のプラットフォームです。
eBay輸出を続けていく上で、必ず1度は理不尽な目には遭うと思います。そのような中でもめげずに頑張られている方が今も生き残ってeBayで稼いでいます。
トラブルに遭った時も基本的に、eBayはバイヤーに味方しますがなんとか踏ん張って対処していきましょう。

トラブルの対処方法の記事をいくつも執筆してますので、参考にしてください!


最後はeBayというプラットフォームでは出品に注意するべき商品がたくさん存在するということです。
そのような商品を出品しているだけで、最悪アカウントがサスペンドしてしまうということもあり得ます。
eBay初心者の方も商品を出品する前に、注意するべき商品は必ず抑えておいてください。



デメリットも多いですが、稼げるプラットフォームであることは事実です!
eBay輸出を始められる方はめげずに頑張っていきましょう!
eBay輸出で商品が売れるまでの流れを紹介
eBay輸出で実際に商品が売れるまでの流れを説明できればと思います。
eBayアカウントを「出品可能」状態にし、eBayアカウントとPayoneerアカウントを連携する。
売上代金の入金サイクルは「毎日/毎週/隔週/毎月」から選択可能


Shipping/Payment/Return を英語でテンプレ化。
送料表(Shipping Rate Table)に国別・重量別料金を登録しておくと、出品ごとに入力する手間がゼロに。


テラピークリサーチやAdvancedリサーチで売れる商品をリサーチ。


商品をeBayに出品。eBay初心者はSell Similarを利用した出品がオススメ!


即決:バイヤーが “Commit to buy” しクレジットカード等で即決済
オークション:終了時に最高入札者が落札 → すぐに決済依頼
決済完了後、注文が Seller Hub の「Awaiting Shipment」に入る。
商品を梱包し、送り状とインボイスを作成。
配送会社は国際郵便、CPaSS、eLogi、各クーリエ会社から最適なものを選択。






商品を郵便局に持っていくか、もしくは集荷を依頼し商品を発送。発送した商品の追跡番号はeBayに必ず付与。


商品の配達が完了。バイヤーによってはフィードバックを残してくれる。

配達確認または一定期間経過で売上が「Available funds」に反映。

STEP1と2は最初に準備さえしてしまえばOKです!
おおまかな概要は上記の通りです!
eBay輸出の業務を紹介
eBay輸出における業務内容を紹介していければと思います。

リサーチ
売れる商品を探すための業務です。このリサーチの精度の高さが売上に直結していきます。
eBayで稼いでいく上で、最も大切な作業だと思います。
出品
名前の通り、商品をeBayに登録してバイヤーさんが購入できるように商品を公開する作業のことです。
eBay初心者の方は、まず1品1品一つずつ出品していけばいいですが、慣れてきたら、効率的に出品する方法を模索していきましょう。
在庫管理
無在庫、有在庫問わず在庫管理は必須の業務です。
無在庫の方は在庫切れしないように、有在庫の方は在庫数の把握を意識して運営していきましょう。
価格調整
eBayで売り上げを上げていく上では価格調整も大事な業務です。
中には価格調整をせずに運営している方もいらっしゃいますが、せっかく出品した商品が価格が高いことによって売れていかないと機会損失になりますので、価格調整もできれば頻繁に行っていきましょう。
検品
商品を仕入れた後は、検品を行いましょう。
特に機材系を扱っている方は、商品到着後、動作しなかったり不備があったりすることがありますので、検品作業も行いましょう。
発送
商品の発送業務においては、送り状・インボイスの作成から、梱包、持ち込み・集荷、追跡番号のアップロードなどが含まれます。
こちらの業務も最初は手探りだと思いますが、慣れてきたらツールや発送代行などを使い効率化していきましょう。
顧客対応
バイヤーとの顧客対応もeBay輸出においてしなければいけない業務の1つです。
顧客対応をしっかりしていないとアカウントがすぐにダメになってしまいますし、売上にも直結してきますので、手を抜かずに真摯にバイヤーと向き合っていきましょう。
その他雑務
他にもシッピングポリシーの更新や外注化、情報収集など、やるべき雑務はたくさんあります。

eBay輸出はやることは多いですが、頑張っていきましょう!
2025年からeBay輸出をはじめて稼ぐことができるのか?
では、2025年からeBay輸出をはじめて稼げるのかどうかについてお話しさせて頂ければと思います。
結論から言うと、以前よりも難易度は上がっているがまだまだ稼げるというのが答えになります。
2025年現在、eBay輸出の情報がYouTubeやX、Googleなどでたくさん出るようになり参入者が増えて僕が参入した2020年よりは難易度が高くなったと思います。

特に無在庫セラーは強力な有在庫セラーの出現により販売するのが難しくなってきていると思います。
しかし、僕のコンサルティングを受講されている方の実績を見ていると、最近eBay輸出をはじめられて稼がれている方も多いです。
ですので、今eBay輸出の参入を検討されている方も、正しい方向性で頑張ることができれば全然月利で100万円を達成することも十分に可能です。

とはいえ、努力は相当必要です!ラクに稼げるビジネスではないです!
最後に
いかがだったでしょうか?こちらの記事ではeBay輸出がどのようなビジネスで、2025年現時点でも稼げるのかについて解説すさせていただきました。
eBay輸出は今から参入される方にも十分にチャンスがあるビジネスであるということは伝わったと思いますので、ぜひこれから始められる方は頑張っていただければと思います。